半年間の研修を終えて,やる気に満ち溢れていた時だった.
「先生は,宿題・やり直し・復習をする事を,
あたりまえに行動できていたかもしれません.
しかし,何度注意されても改善できない層は存在します.
そんな子に無理に頑張らせても, 意味はありません.」
と言われた.
そのあとも話が続いたが,実はあまり覚えていない.
”分かりやすい授業 や いいプリントの作成” といった
自分が思う努力が,利益に直結しない場合もある!
それは,理解できた.でも少し気になったんだよなぁ.
これが社会人になるための通過儀礼ですか?
5年生の秋で,今後の対応が決まる
気になることは,他にもあった.
・見込みがない生徒は小テストでいい点を取らせて褒め, 退塾される事を防ぐ事.
・宿題の量が負担に思わないように意識しておく事
何よりも驚きだったのが,
受験当時の自分の成績との比較
それと,塾にある過去のデータから
「この子に○南・東○○は無理だな.」と
かなり早い段階で分かってしまうこと.
(ほんと,「二月の勝者」ってすごいリアルだよなぁ)
受験生になる覚悟決めろ
「あぁ言ってるが、彼は全然本気じゃないよね」
僕自身、最難関中学を目指したきっかけは「最難関」という言葉からの憧れもあったので気持ちはわかる.
いつか成績があがる未来を期待してしまう.
家庭環境に大きな差があるというのに、
フワフワ状態の小学生全員に現実を意識させるには
やっぱり,無理がある?
(最初の志望校に受かるには相当な努力が必要なのだ!)
しかし,最難関中学に受かる子は4,5年生の段階から成績の特徴が違う.またテストの点以上に,発言と行動が他より賢い.
「周りを蹴落としてでも,
自分だけは絶対に受かってやる
次こそ絶対に負けない」
senbeibj59634hu.hatenablog.com
けれど,私は最後まで彼らを見捨てない.
私の強みは個別化で,個性のある人の方が好きだ.
そして,その人の個性を生かせる.
個人個人の違いに注目するし,本能的に人の性格や動機,考えた,関係の築き方を観察する.
全員が第一志望に合格できなかっとしても,納得して進学してもらいたい.
また,各自が得意なことを十分に発揮できるようになってほしい.
そう考えて,2月まで頑張る.結果はどうなるか